【画像】ホームレスを救った野良猫ボブとは? [海外]
TV番組「アンビリバボー」で紹介された
「野良猫ボブ」という猫が話題のようですね。
野良猫ボブは、2007年に、イギリス、ロンドンの
路上ミュージシャンだったジェームズ・ボーエンさん(28)に拾われた猫です。
ジェームズさんは、当時、
「ロックスターになる」
という夢が叶わない現実から逃れるため、
薬物を使うようになり、ヘロイン中毒になってしまいました。
「1日中路上で演奏しても、3000円ほどの稼ぎがやっと」
という状態に嫌気が指していたジェームズさんの元に、
ある日、一匹の野良猫がやってきました。
それがボブです。
ボブは、ジェームズさんに初めて会った時、
ケガをしていたので、ジェームズさんは、
ボブのケガが治るまでの2週間だけ、行動を共にするつもりだったといいます。
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後半ここから・・・・・・・・・
しかし、ケガが治ってもボブは一向にジェームズさんの
そばを離れようとせず、それどころか、路上演奏についていき、
お客さんを呼ぶマスコットキャラクターのような存在になったそうです。
ジェームズさんは、ボブが来てからというもの・・・・
・路上演奏の稼ぎが3倍になる
・生活困難者の自立を支援のためのカルチャー情報誌「ビッグイシュー」の販売員となり、
さらに生活が安定する
・薬物中毒が克服できる
などの幸福が訪れるようになり、さらに、
2人の物語を書籍化した本:「ボブという名のストリート・キャット」
がイギリスで80万部もの大ヒットとなり、生活環境もかなり改善されたそう。
ジェームズさんは、
「本の出版で得た印税のほとんどは捨てられた犬や猫を救済する基金に寄付する」
として、それほどお金持ちになったわけではないそうですが、
ボブが運んできた幸福は、お金では計れないものだったことは確実なようです。
やはり、海外でも
<猫は幸運を呼ぶ動物>
ということなのかもしれませんね。
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