卒婚とは？

あなたは「卒婚」という言葉を知っていますか？

「セロテープ顔面整形」で有名なモノマネタレントの清水明さんが、
奥さんと離婚することを報道陣にインタビューされた時に
「離婚ではなく卒婚です」
と答えたことで「卒婚の意味」が話題になっているようです


そもそも「卒婚」という言葉は
2004年に出版された
「卒婚のススメ」
という本が元ネタのようですね





この本は、

・積極的別居結婚を選択したご夫婦

・夫が妻の全面サポートにまわったご夫婦

などの「ちょっと普通と違う結婚生活を送る夫婦」に著書の杉山由美子さんが
「色々な結婚のあり方をインタビューしてまわる」
という内容のようです


本の中では、
「卒婚とは、夫婦がお互いに束縛し合うことなく、それぞれが自由にやりたいことをやる関係になること」
と表現されていて、
「一度結婚した夫婦が、離婚か？それとも結婚継続か？の2者択一ではなく、もっとゆるやかに
‘婚姻関係は結んでいるけど、夫婦生活をお互いに無理強いしない関係’でも良いのでは？」
という著者の考え方が紹介されています


たしかに、結婚していることによって強制されることってけっこう多いですよね？

・自分以外の人のために料理を作ってあげたり

・たまには家族サービスで自分のお金を使って食事や旅行に連れていってあげたり

・疲れていても、相手の夫婦生活の求めに応じなくてはいけなかったり


・・・・「卒婚」とは、そういう
「結婚しているからこそ、どうしても生じてしまうしがらみ」
から解放されて、
「結婚しててもお互い好きな人生を自由に歩もうすること」
なんですね


清水明さんも、奥さんのことを
「嫌いだから離婚したい」
というよりかは、
「結婚という契約をやめて、お互い1人の自立した人間として接したい」
という決意表明のつもりで
「卒婚」
という言葉を使ったのかもしれませんね

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